BLOG

非認知能力特集その9 将来をポジティブにみて柔軟に対処する「楽観性」

全10回の非認知能力特集も、残すところあと2回となりました。学びを記録していくというつもりで始めたものですが、多くの発見がありました。今回は、特に強調したい楽観性についての学びをまとめます。自分自身の人生をどのように捉えるか、という大問題にポジティブな一面を加えられるもののような気がしています。ネ

非認知能力特集その8 日常生活のストレスに柔軟に対応する「エゴ・レジリエンス」

エゴ・レジリエンスとは?1950年、当時のスタンフォード大学の大学院生であったジャック・ブロック氏の定義によると、「日常生活における内的、あるいは外的なストレッサーに対して柔軟に自己を調整し、状況にうまく対処し適応できる自我の調整能力」とされています。「レジリエンス」との違

非認知能力特集その7 逆境をしなやかに生き延びる「レジリエンス」

レジリエンスとは?過酷な環境やストレスの多い状況、またトラウマ体験といった逆境に直面した際に、そのダメージを回復させ、状況にうまく適応していく力を指します。実際に、災害に見舞われたり、大切な人を失ったり、といった状況に悲嘆しないということではなく、立て直していく力のことを示すものです。

非認知能力特集その6 自分自身を受け入れ、自分に優しくする「セルフ・コンパッション」

第6回の今回は、自分自身を受け入れ、自分に優しくする「セルフ・コンパッション」というテーマでお送りします。子どもはもちろん、このストレス過多の時代を生きる大人にとっても極めて重要な特性のようなのでぜひご一読いただければ嬉しいです!それでは始めましょう!目次コンパッションとは?

非認知能力特集その4 感情にうまく対処する能力「感情調節」

感情調節とは人は家庭や職場、画工などさまざまな状況で、楽しい、嬉しい、腹が立つ、悲しい、寂しいといった感情をいだきます。そして状況に応じて、感情を表情や言葉で表したり、あるいはそれらを表さないように我慢したりします。以下がこの言葉の定義です。(1998年・Gross)人がいつ、どの

非認知能力特集その3 新たな知識や経験を探求する原動力「好奇心」

好奇心って何だ!?みなさんは好奇心をもっていますか?また、その好奇心はもともと生まれながらにしてもっていたものですか?それとも人生経験の中で培われたものですか?今回は、好奇心をテーマに、まずはどのようなものであるのか、そして周囲の大人が教育的な介入をすることによって伸ばすことができるのか、

非認知能力特集その2 取り組むべき課題にきちんと向き合う「誠実性」

誠実性とは何か簡単な表現にとどめるならば「取り組むべき課題にきちんと向き合い、取り組む力」。もう少し踏み込んだ表現をするならば、「自分の衝動を社会の規範に沿って適切にコントロールし、課題指向的かつ目的指向的な行動」をとる傾向」のこと。具体的には、規律正しさや勤勉さ、慎重さ、責任感の強さ、計

非認知能力特集その1 粘り強く物事に取り組み続ける力「グリット」

この、グリットとは表題の通り、困難な目標に立ち向かい続ける情熱と粘り強さについての心理特性です。ご自身やお子様、あなたが関わる児童・生徒の状況はいかがでしょうか。ここでは、この力を育むために周囲の大人がどんな関わり方(以降、介入と呼びます)をすればよいのかという視点でまとめていきま

非認知能力についての学びを記録する。

ごく小さなオンライン学習スペース「Supportia」を設立してから8か月ほどが経過しました。ありがたいことに、小中学生の入学希望をいただき「マインクラフト教室」を開講することができました。そして改めて、参加してくれた子どもたちの非認知能力を向上させて、豊かな人生を歩んでもらうこと

TOP