自由参加型クラス(ビジネス&教養)

学校教育ではなかなか十分な時間や機会が確保されていないお金に関する教育。私たちはこれからの社会を生き抜く上で最重要項目のひとつであると認識しています。世界はお金の民主化の時を迎え、もはや暗号資産を入口としての経済活動が行われています。つまり、前提条件としてブロックチェーン技術に触れることができるスキルが求められているのです。私たちは、従来のように就職して、給与所得のみで生きるのではなく、多方面に自身の特性を発揮し、自らのライスワークとしての仕事と並行して自身の夢の実現や社会貢献、ボランティア活動などのパラレルキャリアの形成に向かうことが結果としてよりあたたかさのある世界を構築するのではないかと考えており、その実現のためにまずは自分と身の回りにいる人の生活を支え、より豊かにするための基盤となるお金の授業に力を注ぎます。

「貧困の連鎖」という言葉があります。悲しい言葉です。ここに立ち向かうための鍵は、この分野の学びに早くから向き合う習慣を身に付けることだと考えています。本事業においては、ビジネスの最前線を支える公認会計士や、税理士資格をもつプロフェッショナルを講師に招くことができます。また、暗号資産やNFT、メタバース空間での活動について案内できる者もおり、この先の時代を見据えた学びをデザインしていきます。

(1)お金の歴史

お金という存在が人間にとってどのような役割を担い、今に至っているのかという本質を捉えることを通して、お金との付き合い方を学ぶ授業です。元公立中学校の社会科教師が担当します。

(2)お金の変身

(1)で学んだお金の姿が変わりつつあり、お金を発行することが民主化されたことについて、具体例を通じて学びます。話題の暗号資産やNFTなどもお金と価値という基準で捉えなおすことを目指し、今後の決済や送金、NFT作品など、最新の経済活動に関する概要を学びます。

(3)税金について学ぶ

学校教育でも触れる分野ですが、税金の仕組みを体系化して理解し、具体的に世の大人がどのように納税しており、その税金はどのように使われているのかを追っていきます。日本だけでなく、世界の税制との比較や検討を通じて、社会構造の理解と、それに対応する税金のあり方に対する自身の考え方を構築する機会を設定します。

(4)会社ってなに

よく聞く有名企業の名前。あらゆる企業が存在しますが、そもそも会社という考え方はいつ頃誕生し、維持・発展してきたのか、またそもそも会社とはどのようなものであるのか、基本となる理解をもとに、これからの世の中に必要な事業や会社組織の在り方を考え、意見を出し合います。

(5)SNSによる宣伝と広告

SNSの特色を考えてみる機会を設定します。最初の目的は知ること。様々なSNSプラットフォ ームの特色を、生徒の経験をもとにした対話でまとめていき、中学生の視点から利点と課題について考えます。そしてビジネスの視点から、宣伝や広告についてテレビCMや新聞、雑誌など既存メディアを介した広告と比較しながら学習します。

(6)オンラインによるコミュニティ

オンラインプラットフォームのクローズドコミュニティなどを利用したオンラインサロンではどのようなことが行われているのか。人と人の間のコミュニケーションをインターネットが支え、担っている環境においてリアルな場に時間的、空間的に集まらなくてもチームとして進んでいくことが当たり前の世界になっていること。そこでの情報の発信と、誕生する経済圏、プロセスエコノミーなど、ネット上に基盤を置くチームとしてのコミュニケーションや協働について事例を紹介しながら学ぶ、中学生版現代社会の学習です。

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