日本の公立中学の教員は、仕事の内容によって様々な立場で指導にあたる。
学級経営では担任として、
教科指導では専門家として、
運動部の指導では監督として、
時に警官のように毅然と、
時に牧師のように優しく、、、
って
できるかっ!そんなもん!
っと、思ったこともある。
あるとき、ふと思った。
野球部の監督とクラス担任に求められる資質は決定的に違うやん、って。
考えていくと、それは
「チーム」をまとめる監督と、
「グループ」をまとめる担任の違いだった。
チームは「共通の目的」があって組織される集団であり、グループはただの個人の集まりである。
担任として学級経営に苦しんでいたとき、私はただのグループであるクラスを無理矢理チームにしようとしていた。心のどこかで、常にチームであるよう強要していた。
「私たちいつもチームだよね!仲間だよね!」って。
寒気がする・・・。
そんなクラスで中学生がのびのび過ごせるわけがない。
「あっ。基本グループ(個人)でいいんだ。まとまんなくていいんだ。」
って担任である私自身が思えたときからクラスの雰囲気がよくなっていったように思う。
日常はグループ。
でも時にはみんなで共通の目的を共有してチームになろうぜっ!
(体育祭、文化祭、受験とか)
ってときに爆発力が生まれる。
膝は常に力が入って伸びていると高く飛べない。
でも、ちょっと意識しないと肩肘はっちゃうんだよな〜
教育関連